日帰りバスツアーは、リーズナブルな料金で、朝から夕方までの時間を使ってグルメや観光スポット巡りなど盛沢山の体験が出来ます。毎日頑張っている自分へのご褒美や友人との交流に利用する人が多くいます。ここでは、伊勢海老料理をメインとした伊豆稲取と千葉房総方面、三重県伊勢志摩の３つの日帰りバスツアーを紹介します。
伊豆稲取で伊勢海老を楽しめるバスの日帰りバスツアーの行程と見どころ
このグルメツアーは、はとバスが秋に行っているもので、化粧室＆トイレ付きのバス「レガート」に乗り、稲取での豪華伊勢海老料理と伊豆ミカン狩りを売りにしています。その行程と見どころを紹介します。バスはJR浜松町を7：30又は8：00に出発し東名高速道路を走って伊豆に向かいます。
お昼には昼食場所に到着し、伊勢海老料理を頂きます。
昼食を堪能した後は、バスで浄蓮の滝に行きます。浄蓮の滝は狩野川の上流部、天城山の北西麓を流れる本谷川にあり、落差25m幅7mの直瀑です。滝のマイナスイオンをたっぷり浴びて日頃の疲れを癒しましょう。周りには伊豆半島と熊本県にしか自生していないハイコモチシダという植物が群生していて静岡県指定の天然記念物になっています。
滝壺の近くには土産物屋があり、特産のわさびなどを買うことが出来ます。滝の後はミカン狩りです。東伊豆町にあるミカン農園で旬のミカンをお腹一杯食べることが出来ます。収穫できるミカンは数種類あり、完熟の濃い味と爽やかな香りを楽しめます。
また農園は広大な海を見渡せる場所にあり、絶景を楽しむことも出来ます。ミカンのビタミンと糖分を摂取した後は、三島わさび工場と道の駅ゲートウェイ函南でショッピングを楽しみます。ここでは特産の生わさびやわさび漬け、魚の干物や蒲鉾などを購入できます。
またミカンなどの柑橘類も豊富に揃っています。帰りも東名高速道路を走って東京駅で解散です。道路状況によって到着時間は異なりますが19：00頃到着予定です。
日帰りバスツアーのメイン、伊豆稲取での伊勢海老料理
はとバスツアーの伊勢海老料理は、伊豆稲取漁港にある魚屋「徳造丸水産」直営の生簀・網元料理「魚庵」で頂きます。メインの伊勢海老は地元で採れた活き伊勢海老を釜茹でしたものを豪快に頭と尾を二つ折りにしてちぎって、かぶりつきます。
濃厚な伊勢海老の甘さとプリプリした食感を堪能できます。また頭部分にある味噌も絶品です。伊勢海老の他に、伊豆名物の金目鯛の漁師煮や地元の食材を使った料理が所狭しと並ぶ豪華版です。
魚庵は創業以来「新鮮な海の幸」と「伊豆伝統の味」にこだわった稲取の有名店です。店内には大きな生簀があり、泳ぐ魚を見ながら料理を楽しむことも出来ますし、海に面した大きな窓からは大海原を眺めることができます。
千葉房総で伊勢海老料理を楽しむ日帰りバスツアーの行程と見どころ
「房総豪快！伊勢海老スペシャル！」と名付けられたこのツアーはクラブツーリズムが行っているものです。その行程と見どころを紹介します。松戸市常盤平を8：10に出発し、8：40に鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷で他のお客さんを乗せて、まず四季の蔵に立ち寄り、買い物を約30分楽しみます。
四季の蔵は君津にあり、落花生やびわ等の千葉特産品を買うことができます。
また広い敷地内に足湯などもあり30分がアッという間に過ぎてしまいます。その後金谷に向かい、漁師料理「かなや」でこのツアーのメインである伊勢海老料理を頂きます。ゆっくり60分伊勢海老料理を堪能した後、バスに乗り美しい房総の海や山を眺めながら大山千枚田に向かいます。
大山千代田では40分過ごし、日本の原風景を満喫します。ここは鴨川の中山間に位置し房総半島のほぼ真ん中にあります。嶺岡の麓の急傾斜地に大小様々な田んぼが約375も階段のように重なっています。自然豊かな里山と集落は自然と人間の営みが育んできた美しい日本の原風景です。
この豊かな景観が心を癒してくれます。次は崖の上にある観音様「崖観音」に参拝します。崖に立つ朱塗りの崖観音は真言宗の大福寺にあり、観音堂からは館山湾が一望できます。また本尊にある十一面観音菩薩は千葉市の有形文化財に指定されています。
ここでは参拝などで約40分過ごします。次に富浦に向かいます。富浦では魚の干物などの買い物（25分）を行い、半身伊勢海老の鬼殻焼きを頂くこと（25分）ができます。干物の他に、特産のカジメという粘りのある海藻も人気のお土産です。
帰路につき新鎌ヶ谷には18：10頃、常盤平には18：40分頃到着ます。ツアーの中では豪華活き伊勢海老が当たる抽選会なども開催されます。
房総豪快！伊勢海老スペシャル！の伊勢海老料理
このツアーの売りである昼食、漁師料理「かなや」での伊勢海老料理を紹介します。「豪快！漁師の伊勢海老づくし」と名付けられた料理のメインは伊勢海老一尾の姿造り、マグロと地魚の3点盛りです。他に半身伊勢海老の具足煮、半身伊勢海老と野菜2種の天ぷらや伊勢海老の味噌汁などが付きます。
新鮮な伊勢海老のお刺身は独特の食感と甘みがたまらない逸品です。他の伊勢海老料理も食材の旨味を引き出しており、全てが美味しく頂けます。このメニューで2尾以上の伊勢海老を味わうことが出来ます。「かなや」は美しい金谷の海を眺められる場所にあり、店内には伍代夏子さんやチュートリアルの徳井さんなど有名人の色紙も多く飾ってあります。
三重県伊勢志摩で伊勢海老料理を味わう日帰りバスツアー
このツアーはオリオンツアーが行っているもので、伊勢志摩の伊勢海老をメインとする新鮮な海鮮料理と伊勢神宮参拝、おかげ横丁の散策が楽しめます。その概要を説明します。名鉄名古屋駅にある名鉄バスセンター4階を8：30に出発し、昼食場所の鳥羽ビューホテル「花真珠」で伊勢海老及び海鮮料理を頂きます。
三重県は伊勢海老の漁獲量全国1位で、地元鳥羽で採れた新鮮な伊勢海老を姿造りで賞味出来ます。伊勢海老の他に、クルマエビやアワビの踊り焼き、三重松坂市の名産の松坂牛など地元食材を使った豪華料理を満喫できます。
昼食で満ち足りた後は、伊勢神宮の参拝です。参道を歩くだけで清々しい気分になります。内宮や外宮の荘厳な景観に圧倒されると共に、心が神聖な気持ちで一杯になります。全国から多くの参拝客が訪れ、その数は年間800万人と言われています。
参拝の後はおかげ横丁の散策です。おかげ横丁は、伊勢内宮前にあり、お伊勢参りが流行った江戸末期から明治初期の鳥居前町の街並みを再現した観光地です。伊勢の名物和菓子「赤福」の製造元の子会社が運営しており、入場料を徴収しないのでテーマパークとは呼ばれていません。
横丁には伊勢の特産物やお土産を販売する店など45店舗が営業しており、多くの観光客で賑わっています。名鉄バスセンターに夕方17：40頃到着しツアー終了です。