茨城発・紅葉を楽しむおすすめの日帰りバスツアー

秋といえば紅葉、そして秋から冬にかけて楽しみたいのが、美しいイルミネーションですね。しかし、大型連休がなく、宿泊を伴うおでかけがしづらいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、日帰りバスツアーの利用です。

公共交通機関を使って自力で行くのが難しい場所へもかんたんに行くことができます。ここでは、秋から冬にかけて楽しめる、茨城発の日帰りバスツアーの行き先をご紹介します。

苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェーから紅葉を見下ろす日帰りバスツアー

苗場・ドラゴンドラとは苗場スキー場としても知られる苗場高原と、山頂のたしろ高原をつなぐ、全長5.5kmもある日本最長のロープウェーです。田代ロープウェーとは、田代スキー場駐車場と山頂のたしろ高原をつなぐ全長2.1kmのロープウェーです。

ウインターシーズンに人気の苗場高原とたしろ高原ですが、紅葉シーズンは、ロープウェーから色とりどりの紅葉が眺められることもあって、人気のスポットです。また、田代ロープウェー山頂駅にある展望台からは目の前に田代湖、奥に苗場山を眺めることができ、写真スポットとしても人気が高いです。

千葉・養老渓谷関東で最も遅い紅葉と散策を楽しむ日帰りバスツアー

11月下旬から12月上旬にかけて、関東では最も遅い紅葉を楽しめるのが、茨城県のお隣・千葉県の房総半島にある養老渓谷です。11月23日には地域でもみじまつりが開催され、多くの観光客でにぎわいます。養老渓谷は房総半島屈指の温泉が楽しめる場所で、大多喜町にある「足湯やすらぎ」では散策を楽しんだ足の疲れを癒やすこともできます。

また、養老渓谷からそれほど離れていない君津市亀山にある亀山湖も、紅葉が楽しめる絶景スポット。湖の水面に湖畔の美しい赤や黄色の紅葉が映える様子は、幻想的と言えます。茨城発の日帰りバスツアーでは、複数のツアー会社が養老渓谷の紅葉を楽しむツアーを設定しています。

ツアーごとに、細かい目的地に若干の差があるので、お好みのツアーを選んでみてください。なお、共通事項として、道の悪い場所を歩くことがあるので、履き慣れた靴と動きやすい服装での参加がおすすめです。

東京ドイツ村の幻想的な世界を楽しめる日帰りバスツアー

千葉県袖ケ浦市にある自然とアトラクションを存分に楽しめるテーマパークが東京ドイツ村です。ファミリー向けの施設ではあるのですが、11月からは夜に幻想的なイルミネーションがパーク内を照らし、大人の雰囲気も味わうことができるようになりますよ。

東京ドイツ村のイルミネーションは2018年で13回目を迎えます。300万個のLED電灯を使った幻想的で夢のような世界が味わえるのは、11月から4月にかけての冬季のみです。

養老渓谷の紅葉と一緒に、東京ドイツ村のイルミネーションを楽しめる茨城発・日帰りバスツアーもあります。

日本三大イルミネーション・あしかがフラワーパーク「光の花の庭」を楽しむ日帰りバスツアー

夜景鑑定士によって選ばれた日本三大イルミネーションにも数えられる、美しいイルミネーションを楽しむことができる観光スポットが、あしかがフラワーパークの「光の花の庭」です。毎年、10月下旬から2月上旬にかけて450万個のLED電灯がパーク内を幻想的で夢のある世界に変えています。

あしかがフラワーパークといえば春に美しい藤棚が見られることでも有名ですが、イルミネーションでは藤の花をイメージしたイルミネーションを鑑賞することもできます。

わたらせ渓谷鉄道「紅葉列車」から絶景を楽しむ日帰りバスツアー

群馬県にあるわたらせ渓谷鉄道は紅葉が美しいと人気のあるスポットです。特に、渡良瀬川沿いに列車が走る大間々駅と間藤(まとう)駅の間の眺めは、特に見応え抜群のエリアです。標高差があるためすべての区間で一斉に紅葉が楽しめるわけではないのですが、例年10月下旬から1か月ほどの期間が、このエリアの紅葉の季節となります。

最も美しい渡良瀬川沿いに列車が走るエリアでは、赤・黄・そして緑の色とりどりの葉が水辺に浮かび、まるで名画の中を旅しているような気分に誘われます。わたらせ渓谷鉄道の紅葉を楽しむ茨城発の日帰りバスツアーは、複数のツアー会社で用意していますが、トロッコ列車での座席が指定席か、そうでないのかはツアー会社ごとに異なっています。

そのため、ツアーを申し込むときにトロッコ列車の座席を確認するのがおすすめです。この近くには、関東の「耶馬溪(やばけい)」とも例えられる紅葉の名所・高津戸峡があり、幻想的な秋の景色を眺めながらの散策が楽しめます。

わたらせ渓谷鉄道の紅葉と同時に、この紅葉の名所を訪れることができます。

東京都心の秋を楽しむ日帰りバスツアー

東京都心部といえば、街路樹のイチョウが黄色く色づく秋は、絶好の観光シーズンです。茨城発の日帰りバスツアーで、東京都心部をまわるツアーは、多くのツアー会社が設定していて、場所もさまざまです。中でも、2018年の秋に注目なのが、10月11日にオープンしたばかりの豊洲市場見学と、築地市場が閉鎖されても残ることとなった、築地場外市場での味覚を楽しむツアーです。

11月に入ると東京の恵比寿ガーデンプレイスではゴージャスなイルミネーションが楽しめます。

高さ5メートル、幅3メートルの「バカラシャンデリア」が特に有名で、時計広場のクリスマスツリーとあわせて、ぜいたくな気分を味わうことができます。また、都心部でも渓谷の紅葉が楽しめます。東京23区内にたったひとつ残る等々力(とどろき)渓谷の紅葉は、ここが東京の中心部なのかと考えてしまうほど、自然あふれるオアシスのような空間になっています。

定番の紅葉もいっしょに味わいたい方におすすめのスポットです。ランチタイムに関しても、それぞれのツアー会社によって特色が異なります。人気のすしをはじめとする海鮮やバイキングがランチで楽しめるツアーもあります。

日帰りバスツアーで一人旅をしよう

高尾山のハイキングを楽しむ日帰りバスツアー

都心から電車などでも1時間ほど、山梨県との県境にも近い高尾山は紅葉の名所としても知られています。高尾山ではケーブルカーを使って山頂付近まで気軽に行くこともできますし、軽いハイキングから登山に近いハイキングまで楽しむことができます。

また、山の中腹にある薬王院はパワースポットとしても知られています。特に人気なのが、薬王院で提供している精進料理で、バスツアーによっては旬の素材を使った精進料理を食べることができます。高尾山が目的地の日帰りバスツアーも複数のツアー会社が設定していますが、ケーブルカーを利用して散策を楽しみたいのか、ハイキングを楽しみたいのか、目的によって利用するツアーが変わってきます。